Ubuntu16.04でオンボードのEthernetコントローラ(I219-V)が動かなかったので対処法を書いておきます。

まず、問題が起きた環境を以下コマンドで確認。

$ lspci | grep Ethernet
00:1f.6 Ethernet controller: Intel Corporation Ethernet Connection (2) I219-V (rev 31)

$ modinfo e1000e
filename:       /lib/modules/4.4.0-21-generic/kernel/drivers/net/ethernet/intel/e1000e/e1000e.ko
version:        3.2.6-k
license:        GPL
description:    Intel(R) PRO/1000 Network Driver
author:         Intel Corporation, <linux.nics@intel.com>
srcversion:     E086BB18F51C50383C26904

次に、動かない原因を下記コマンドで調べます。

$ zegrep e1000e /var/log/kern.log*
Jul 29 05:47:31 *********** kernel: [    1.089863] e1000e 0000:00:1f.6: The NVM Checksum Is Not Valid
Jul 29 05:47:31 *********** kernel: [    1.125508] e1000e: probe of 0000:00:1f.6 failed with error -5

チェックサムがあってないとか言われてますね。リビジョン上がってまだ対応していないとかでしょうか?

Intelのドライバ配布ページからドライバをダウンロード、解凍します。

nvm.cをテキストエディタで開き、e1000e_validate_nvm_checksum_generic関数を以下のように変更します。

s32 e1000e_validate_nvm_checksum_generic(struct e1000_hw *hw)
{
        return 0;
}

これでチェックサムの確認を一切行わないようになります。
(ちゃんと確認してほしい場合は正しい値を入力しましょう)

あとはビルド・インストールするだけです。

#さっきのソースのあるディレクトリに移動
$ cd e1000e/src
$ make
$ sudo make install


#現ドライバの削除
$ sudo rmmod e1000e
#新しいドライバの適用
$ sudo modprobe e1000e

#適用されたか確認
$ modinfo e1000e
filename:       /lib/modules/4.4.0-21-generic/updates/drivers/net/ethernet/intel/e1000e/e1000e.ko
version:        3.3.4-NAPI
license:        GPL
description:    Intel(R) PRO/1000 Network Driver
author:         Intel Corporation, <linux.nics@intel.com>
srcversion:     759D7311A5194827E769673

#一応ネットワーク再起動
$ sudo /etc/init.d/networking restart

#今のモジュールを次回起動時に使用するように
$ sudo update-initramfs -u

カテゴリー: サーバー関連

4件のコメント

wrss · 2016年10月15日 8:59 AM

自分も同じ症状でしたので助かりました!

Lickey · 2017年1月17日 9:18 AM

このページのおかげで無事にインターネットに繋がりました。ありがとうございました。

LGA774 · 2017年3月13日 12:46 AM

どうやら、Intel 公式の Linux 用ドライバでは現行最新版(2017 年 3 月現在)でも I219-V には正式対応していない様です。
FreeBSD 用では既に対応している様なのですが・・・。

TreboroAI · 2017年5月23日 8:57 PM

PRIME Z270-AのPCにubuntu16.04をインストールしようとして思いっきりはまってましたが、お陰様でやっとインターネットに繋がりました。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

サーバー関連

【メモ】Windows live mailでIMAPを使用する

GoogleAppsが有料になったため、新規に無料で独自ドメインを使用 続きを読む …